人狼通信

 昨晩も人狼がプレイされたわけですが。


>ここまで人狼をやりこんでいる人も珍しいと

 そうなのかもしれません。人狼はなにしろ大人数ゲーム(最低9人、最大23人)なので、まずそれだけのプレイヤーが揃わないでしょう。
 また逆に、いわゆる「ゲーマー」が10人ぐらい揃えば、ラーとかカタンとかプエルトリコとか始めてしまうでしょう? 
 ある程度浅いプレイヤーが大人数集まる「社内サークル」だからこそ、の現象なのかもしれません。


人狼はおなじメンバーでやりこむほどに面白いでしょうね

 ここで、ウチのサークルの人狼プレイに面白い現象があるのです。このところ、ほぼ毎週新人さんが加わって嬉しい限り、なのですが。何故か新人さんの人狼率が異常に高い。きちんと記録されているわけではありませんが、ほぼ100%、新人さんはその夜人狼役を体験しています。
 よっぽどのゲーマーか詐欺師でもない限り、しょっぱなから人狼役を演じきるのは難しいと思います。

 一方。私を含め、サークル内に口が達者で嘘をつくのが大好きなゲーマーが二、三人います。
 せっかくのゲームなので、場を盛り上げるために率先して議論を進める
(あてずっぽうで「お前、人狼か?」と突然聞くとか。「わしにはわかる、お前が人狼じゃろう!」と言い出すとか。)
わけですが、どうしても、そういうプレイは不審を招くんですね。初回での被リンチ率高い高い。最初は情報が無いですから、どうしても目立つプレイヤーに票が行きます。同時投票のシステムを作る前は特にそうでした。
「前の人もあの人に入れたから、いいや、私もそうしよう」
 また、既にサークル内で我々がゲーマーであること―情報を整理し、人狼を割り出す可能性がやや高い―ことは理解されていますから、最初や次の日に人狼に食われる率も高い高い。
 
 私たちはプレイ後、人狼もしくは狂人になった場合、村を人間不信の地獄に突き落とし楽しい人狼ライフを送るにはどうしたらいいか、戦術研究に余念がありません。

 ・・・しかし回ってくるのは「占い師」だったりするんだよ!

 口下手で初々しい人狼が、やすやすとリンチになるのを見ると歯がゆくてなりません。

 なお、ウチのサークルでは、最初に死んだ亡者が時計係を勤める慣わしとなっております。


>投票をスムーズにするアイデアはいいなあと思いました

 昨晩からペルソナカードを導入しました。私が印刷枚数をミスって枚数が足りなくなるという汗顔の極み。
 でも有効性は確認できました。投票が楽。
 私の趣味で「眼鏡っ娘」とか「村長の愛人」とか「ねねこ」とか妙なペルソナが多々混ざっており、一部のプレイヤーは引いていたようですが知ったこっちゃありません。


>公式サイトのページを訳しました
 http://www1.u-netsurf.ne.jp/~hourei/game/games/lupusintabula.html
 どうもありがとうございます! 早速サークルのみなに教えてやります。公証人が面白そうですね。


 私もヴァリアントルールをひとつ考えました。

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伝染する恐怖

1)最初、人狼は一人でスタートする。
2)人狼は、「1回だけ」毎晩の誰かを食う指定をする時に、食う代わりに対象者を「人狼にする」ことができる。
3)マスターは人狼にされたプレイヤーの肩を叩く等行い、こっそり「人狼になった」ことを伝える。
4)人狼にされたプレイヤーは、以前いかなる職業であってもその能力を失い、人狼として行動する。
5)ボディーガード採用時は、守られているプレイヤーは人狼にすることができない。(人狼が失敗したことに気づくのは、翌日の夜になる)

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 このルールのキモは、いつ仲間を増やすか、そのタイミングに尽きます。

・他のプレイヤーに「人間」と確信されているプレイヤーを「人狼」にしたい。特に、信頼された占い師を人狼にできれば最高。
・しかし、あまり待っていると、なにせ人狼は自分ひとりなので、リンチで即終了の危険がつきまとう

 というトレードオフになっております。