武装錬金が

 面白いぞー

 まあ、アラはつつこうと思えばつつける。
 しかし、アラのない「名作」は大抵刺激に欠けるものだ。ぜひこのまま突っ走って欲しいもの。

 既に語り尽くされているが、今回の「津村斗貴子」は和月センセイの「バトルヒロイン研究」が花咲いたと見る。言動に厳しく強靭なところを見せ、敵に対しては「脳漿をブチ撒けろ」 にも関わらず、立ち居振る舞いがことごとく女らしい。その女らしさってのが、まあ、言語化しにくい女らしさ、絵だからこそ、マンガだからこそできる表現で実にいい。