続ミューテラー
ルールの英訳
http://globetrotter.crosswinds.net/index.htm?E&game/rules/eMeuter1.htm
geekのミューテラーの項
http://www.boardgamegeek.com/viewitem.php3?gameid=902
一応、なんで「数えたほうがおもろい」と思ったか、書いときましょう。
闘争カードは36枚中6枚。引く確率1/6。
各プレイヤーは必ず5枚カードを持っています。
36枚から5枚を引いて、最低1枚の闘争カードが入っている確率は68%と算出されました。7割弱です。てことは、だいたい1枚ぐらいはみんな持ってそう。逆に言えば、一人で3枚以上抱えてることは、あまり無さそうなのです。(もちろん、そのために貨物夫というステキな職があるんだけどね!)
ここで、フェイズ2で船長が闘争カードを1枚さらしたとしましょう。これは、
「ウチは甲板長がいれば2枚やで、叛乱起こす気ならよお考えや」
という意思表示になると思いませんか?
同点なら叛乱が成功します。が、もし甲板長が現れて、彼も闘争カードを出したなら、船長側は闘争3点です。期待値だと、叛乱側はボーイがいて2点です。負けます。
叛乱を起こすのに、ちょっと躊躇することでしょう。
船長にしてみれば、叛乱は発生しないのが一番です。発生しなくても鎮圧しても点数は同じ。発生して、(あれば)追加の闘争カードを消費することを考えれば未然に防ぎたいはずなのです。
一方、叛乱を考えて闘争カードを溜め込んでいたアナタも、ちょっと考えるじゃないですか。1枚さらしたということは、もう1枚持っているのか?それともなけなしを出してきたか?とかなんとか。
ま、そんなやり取りが推測できるので、勘定に入れたほうが面白いと思う次第ですよ。