ゼブラーマン

 観てきました!

 すげえイイぞ!
 特に、俺と同じ世代で特撮の魂の残っているヤツ! 観とけ!でないと後悔するぞ! っていうか、公開期間短いんで、観られるうちに観るべきだ。

 この、なんつうか、「イイ」感じっていうのは、どうなんだろう? やっぱ「世代」があるんじゃないかなあ。
 舞台は2010年の、ちょっぴりだけ未来。そこに、ダメ親父の市川新一がいる。小学校のダメ教師。妻は浮気。娘は援助交際、息子はイジメにあっている。
 彼は忘れられない、子供の頃に見たヒーロー番組、「ゼブラーマン」を。(放送が1978年、昭和53年という設定が素晴らしい)

 彼は、まさしく俺たちの一人なのだ。

 日常の生活の中で、諦めに流されながら、でも心のどこかで、もっと「ちゃんとしたい」「胸を張りたい」「みんなに認められる正しい事を行いたい」という思いが燻ってる。

 そんな彼が、いかに「白黒つける」のか。これは是非映画館で観て欲しい、俺たちの一人を、映画館で応援して欲しい!