仮面ライダー龍騎と響鬼

 僕は自分のWiki龍騎について、批判的な文章を書いています。
 龍騎は一応全話観ていて、それはやはり、それなりに毎回ちょっと面白くて、「どうこの話を締めくくるんだろう?」という興味があって。それだけに、最終回について肩透かしな感じを否めなかったところがあります。

 で、たまに、僕の辺境の地の様なWikiにも、なんらかのリンクだかサーチだかでたどり着く方がいて、「反対意見」を寄せてくださいます。龍騎が終わって丸2年経ちますが、今も心に残っている人が多いのでしょう。それは素敵なことだと思います。僕もクウガが大好きですからねー


 僕は、リアルタイムで「仮面ライダー」本郷猛の活躍を観て育った世代です。だからでしょうか、やはり「人々を理不尽な暴力から守るヒーロー」としての仮面ライダー像が好きですね。
 クウガが好きなのは、その点がはっきりしていたからでしょうか。グロンギの殺人ゲームは「理不尽な暴力」そのものでしたからね。あれの恐ろしいところは、襲われる側の人になんら理由がないことです。ショッカーはまだ将来の戦闘員のために幼稚園バスを襲いますが、グロンギは「単にゲームの条件に適合したから」で人を殺戮します。すんげー怖い。
 アギトが物足りなかったのは、アンノウンが襲うのは単なる「人々」ではなくて「超能力者」だからだったかも。僕は超能力がないので、きっとアンノウンには襲われません。・・・無自覚な超能力なら!
 そういう意味では555も似ているかな。あれも次々登場人物が死んでしまうのだけど、それは無辜の人々というより、「なんらかの因縁の鎖にまきこまれた人」って感じでしたよね。・・・そうでもないかな。友達が突然事故でオルフェノクになって・・・?
 龍騎のミラーモンスターは人を襲うんですけど、人が襲われるというより、「いなくなる」という感じで描写されてましたね。あの電車1両丸ごと無人になってしまう描写とかが記憶に残ってます。主人公はそれから人を守るために戦ってるんだけど、番組の描写の主軸は、それよりも他のライダーとの絡みにシフトしていったように思えます。
 剣は・・・途中でかなりの期間、見るのが辛くなって観ていないのであまり語ってはいけないんでしょうが・・・やはり、人々を守る、と言うよりバトルファイトという環境下でライダーとアンデッド同士が戦っている、そういう印象が強いですね。

 で、響鬼です。
 妖怪?らしきものが人を襲っています。今のところ、山から降りる前の水際阻止に成功しているので被害は山歩きの人々ぐらいにとどまっているようですが・・・今後はどんな描写になるのでしょうか。

 響鬼は「変身!」と言わないし、バイクにもどうやら乗らないけど、「人々を理不尽な暴力から守るヒーロー」ではありそうな、そんな予感がしています。今後に期待です。