宝石商 3人プレイ
いやー 宝石商って、ホントに良いゲームですね。慣れるとかなりスピーディで遊びやすい。頭の使い具合も良い感じだし、ルールも多くなく。価格も手ごろ。
それに何より、俺の勝てるゲームは良いゲームなんですよ。そうに決まった。
戦術分析ー
宝石商は、一見宝石を集めるゲームに思いがちです。っていうか僕はそう最初思った。
しかし。あくまで勝利条件は「お金」であることを忘れてはいけません。
最高額である赤の宝石。そのTOP賞金は「14」ですが、冷静に考えれば宝石カードでお金の「7」を二回通せばつりあうってことです。さらに、お金カードを通してもデメリットはありませんが、宝石TOPはその宝石の個数の半分を銀行に返す、というデメリットがあります。
では宝石はなんのために必要か?
1)イベントカードをチェック
イベントカードには、得点計算を有利にするものが多く入っています。自分の宝石状況をチェックして、うまく条件を満たすと濡れ手に粟で大もうけです。
2)交渉のために
アクションカードがぶつかった場合は、権利は「宝石」で譲らせます。はっきり言えば、宝石が数無ければ交渉に勝てません。そして。交渉の時、うまく相手に権利を譲らせたり、あるいはうまく吊り上げて欲しい宝石を相手に出させるには、「種類」が必要です。
以上から、宝石の上手な集め方は、
『1〜2個種類の宝石をやたら個数集めるのではなく、4種類をある程度まんべんなく集めておく』
ことになると思います。
4種類全てを3〜5個押さえていると、結構どれか一つはTOPとかTOP次点とかになっているものです。そして、決算直前でTOPを掠め取るのがうまいやり方というものです。
押しなべて考えると、宝石の入手個数はだいたい全プレイヤー一定、そこを色を偏らせてTOPを狙いに行くわけですがー 例えば10個集めてTOP取ったりすると、半分の5個を失います。できれば少ない個数でTOPが取れるなら、それに越したことはありません。
交渉では宝石のやりとりでどう個数が変化するかを良く見極めましょう。やはり、全色持っていたほうが交渉をうまくリードできます。
後私がやったことはー 他のプレイヤーが不便にならない程度に、「両替をせずに」自分が小銭しか稼いでいないように振舞ったことですか。かっかっかっかっか。