ならばチャオチャオ、あるいはカタンです。

あと、どーしても敷居が高い気がしちゃうんですよねぇ。ほら、コンピューターゲームって、別にヘタでもいいわけじゃないですか。ひとりで練習できるわけだし。でもボードゲームとかって、自分がヘタであることによって、場の楽しげ雰囲気を壊してしまうかもって恐怖感とか、あとヘタであるがゆえに、まったくノリについていけなくて楽しくないんじゃないか思っちゃうってところがあって、どうしても及び腰になっちゃうんですよねぇ

 これは、日本のボードゲームを普及させようと思っている人、業界、そしてなにより、我々ゲーマーは胸に手を当てて真摯に考えるべき問題だと思ったりするのですよ。

 敷居の高さを払拭できなければ、いつまでたってもボドゲは一部の人の趣味に終わり、産業は膨らまず、もうからない市場からメーカーは撤退し日本産のゲームは産まれることなく、ゲーム大会を開いてもいつも同じ顔ぶれで、眼鏡の脚のきれいなタイトミニのおねーさんは来やしないのです!!

 簡単で手軽なゲームをもっと紹介しなければいけない。初めての人でも安心してー小さくならずにプレイできる環境をつくらなくてはならない。
 初めての人がウカツなプレイをしても、
 「何でそこで建築家を殺すんだよ!」
 とか凄んではいけません>俺

 そこで提案したいのが、


・4人用ゲームは、初心者を3人あるいは4人集めて、ベテランが一人ついて指導、1プレイさせてレクチャーする。


 これ、昨日柏木で、僕たちがやっていただいたことそのままなんですけど。その時の経験プラス、昨日の日記をrefferdしている焚書官の日常を読んで思いを深めました。

 3人のゲーマープレイに1人初心者が混ざると、恐らく辛い。お互いゲーマーですから、やはり、どうしても勝ちたい。勝ち筋を読む。そこに、初心者の「読めないプレイ」が混ざると、勝ち筋を読む、読み込むプレイヤーほど血管が浮くことになるのです。経験済みです。
 また、それを押し殺したとしても、やっぱり何か伝わってしまう。相手は辛いでしょう。そしてそれは彼の責任ではない!

 ならば。
 ウカツなプレイの出る初心者同士で最初のプレイをすればいいのです。ゲーマーもゲーマー同士が顔を付き合わせるからどーしても勝敗が脳裏にささやいてしまう。
 「エキジビション」と割り切って、最初の2〜3手は教えてあげて、1プレイやりましょう。
 最近のドイツ系ゲームのいいところは、1プレイこなせばだいたい「わかる」ところにあります。
 そして、この最初の1プレイ、きっと円満に終わる最初の1プレイが終わった時には、
 「ルールをとりあえず学んだ初級プレイヤー」が3人産まれるわけです。


 さて。
 Dz氏とiga氏の場合ですが、もう、カタンやらせてしまおうと決めました。カタンならば、賽の目しだいで結構変わるので、その場その場の最善手を説明しながらするのに適しているし、3人プレイならレクチャー含め1時間やればだいたい飲み込めます。あるいは、もう一人、カタンをやったことのない人を僕がラチしてきて参加させても良い。
 そうすれば、次の1時間は本気でプレイできると言うものです。僕のゲーマーとしての恐ろしさを、とくと思い知らせてやりましょう。いかに「6」が出ないかということを! うああああああああ

……そしてそれ以前に、だ。複雑なルールのゲーム覚えるの('A`)マンドクセ

 カタンのルール量でダメなら、チャオチャオですな。僕の口三味線の恐ろしさをとくと思い知らせてやりましょう。
 実は、ポーカーフェイスが苦手なので、逆に常に喋ることで迷彩にしてるだけなんですが。