パリス

 こちらは全員今回初プレイのパリス。
 実際に盤上で動かしてみれば、すぐわかるルール。目で見て楽しい盤の広がり。
 これはいつもの例会向きだね、と意見一致しました。
 ・・・最初の一回は点数計算ハデに間違えたけどね。

 プレイしているうちに、パリ中心部の恐怖がわかる。交差点ダブルの恐ろしさが! あっとゆーまに10点はいるんですよ奥さん!

 それがわかった人間とわかってない人間ではちょっち差が付きますよ。
 ってーか、次はそこは取らせん。俺が取るんじゃー!


 ところで、プ王陛下は「このゲームは私に向かない」と仰せになられた。
 陛下いわく、このゲーム、ちゃんとカウンティングが利く。そういうデザインになっている。利くからには、きっちし計算したくなる。となると、どーしてもちょい長考気味になる。
 しかし一方で、このゲームの軽さからして、ぱっぱっと取ってブーと走らせる、テンポの良さも持ち味であろう。とすれば、あまり長考していると、ゲームの持ち味を殺してしまう。そういうお考えなのである。まこと、陛下らしいお気遣いであろう。

 私は言った。
 「では、パリスをプレイするときは、私を常にお連れください。長考に入ろうものならすぐに
 『プ王陛下、ハリーハリー』
  と急かしますです」