ああっ Edhu様っ!;スカラベロード
どういうゲームかというと。
二人対戦型のカードゲームで、感触はTCGに近いところもある。
・山札はそれぞれのプレイヤーで別にもち、かつ内容は異なる。
・1ラウンド終了時にサイドボード(これは共通)と交換でき、3ラウンド2セット先取で勝負をつける。
・山札が無くなると敗北する
・各カードには特殊能力があるものがあり、ちょっとコンボちっくなことができる。
二つの地域の、それぞれ「軍事」「宗教」「経済」の主権を争うゲームで、両方の地域で3つの主権のうち2つを握るか、相手の山札を無くせば勝利。
主権は、それぞれに配置されたカードの数値の合計値が大きいほうが取ることができる。
ただし、カードには軍事にしか配置できないものや、全てに配置できるが1枚しか配置できないものがある。
また、全体に影響を及ぼす強力なものもある。その名は神カード。ただし神カードは片方の勢力にしか存在できず、後から相手に神さまを置かれると、無条件で自分の置いた神様は破棄されてしまう。
ちなみに今回やったプレイでは、一回僕の手に「相手の手札から毎ターン2枚ずつ捨てさせる」という手札破壊のまさしく神・Edfuさまが御降臨あそばされ、猛威を振るいました。もうちょいがんばってくれれば勝てたのになー、とか言ってみたり。
主権を握るとそれぞれ特殊能力が使え、
・「軍事」相手の山札を削ることができる。
・「宗教」相手のカードを行動不能にする。
・「経済」山札からカードを補充できる。(逆に言うと、経済の主権を持っていないと、カードの補給もままならない)
てな感じで、TCG経験者はけっこうラクに入れると思う。ただ、難しいところは、ディープなTCGプレイヤーにはプレイ感的に物足りなく感じてしまうかもしれない。それは逆に言えば、ある程度バランスが保障されてる、ということでもある。
なにより、このゲームはカードをコンプするために箱買いする必要もなく、買ったカードの山を整理する手間もなく、デッキを組むためにゲーム前に長考する時間も必要ない。
今書いたことは、全てTCGの「魅力」とも言える部分である。ただ、正直僕は、その魅力ゆえに、TCGから離れつつある。
1)ゲームは勝ち目が無ければ面白くない。
2)TCGで「勝ち目」を得るには、ある程度勝ち目の出てくるところまで持っていくには、お金も時間も多数のものをかつ継続的に消費しなくてはならない。
3)結果、TCGをやると、それ以外のゲームができなくなる
というわけで、今はボードゲーマーな私であった。