ふたたびの恋

 出演;役所広司永作博美・國村 隼
 脚本;野沢尚

 観て参りました。
 ワタクシの年齢には、いろいろ感じ入るところがありましてくらくらくる舞台でした。
 
「虚構はいくらでも作れる。
 しかし現実はもう作れない。」

 これがキャッチコピーであり、舞台の中のあるセリフなのですが。
 そうは思っていても、そう思ってあきらめるわけにも行かないのが今のワタクシでしょうか?

「展開に詰まると重要なキャラが死ぬのはなんとかなりませんか?」

 とはバーテンダーのセリフ。
 そう、ドラマの中ではそれで展開が変わるけど。今生きている僕は、展開に詰まっても、どんなに苦しくて痛くても、殺してもらうわけにはいかないのだー

 あの人が見たら、どんな感想を抱くだろうか。