レーベンヘルツ

 カタンに負けた負け犬たちの集い。
 予想通り、渋くて良いゲームでした。

 基本的には、

 1)箱庭状の土地に、城と城を含む境界線を配置、領地を作る

 2)領地は広げることができ、他人の領地に向かって広げるには、騎士の数が相手より多い必要がある。

 3)森や村、国王の城は勝利ポイントに。鉱山は収入に影響する。

 4)以上の行動のやり取りは、すべてアクションカードを出し、費用を支払って行う。が、費用にあてる金は鉱山からの収入では基本的に足りず、使わないアクションカードを売り払うことでまかなう。

 5)売ったカードは他人の手に渡る可能性が大。


 結局、いかに境界線を他人に引かせて、後から騎士の数を頼んで自分の領地をゴリ押ししていくか?というゲームになりまする。
 領地が狭くなると、騎士が配置できない=広い領地に対抗できない、という恐ろしさがあります。
 
 従って、広く、鉱山を含む形で領地を延ばしてきたプレイヤーは、周囲で団結して対抗しないと走られます。おお、これもカタンみたいだのう。

 カードの消費でゲームが終わるので、ルールを知っていれば本当に1時間で終わる、良いゲームです。
 ちょっとした線引きと収入・支出のパズル感覚が必要かも。1円足りずに騎士を配置できないで領地攻め込まれて負けた私が言うのだから間違いない。

 やはり、2回目から更に面白いと思うので、またやろう。