アルハンブラ

 うーん
 面白い?このゲーム。

 今回、色揃いが上手く行って、6人プレイで勝利することができました。
 勝因は、まず序盤にたまたま「ぴたり賞」が多かったこと。二つには、結果的に色をそろえることができたこと。

 だけどね。


 アルハンブラに感じる問題点

1)ぴたり賞の強さ
 タイルを額面ちょうどで購入すると、手番をもう一回行うことができる。
 これが強い。強すぎるのではないか。
 手番がもう一回できるということは、買いながら、資金を補充できる、ということに他ならない。
 とすれば、次の手番にまたピタリが狙えるよう、金を補充することもできる。この一手番差は埋められない差になるのではないか。


2)ソロプレイ風味
 はっきり言えば、自分の手番以外、無視してもゲームができる。その時のタイルと出ているお金、今みなが持っているタイル色、手元の資金をチェックして手番を行えばそれで済む。
 人の手番に何かできること、あるいは観察していなければならないこと、交渉しなければならない要因はない。

#もちろん、途中のうち筋を見て、この人は何色を狙っているに違いない! と推測してもいいが、あまり役に立たない。

 はっきり言って、人間代わりのAIでも遊べるゲームなのではないか。
 このゲームが2003年のドイツゲーム大賞、というのは正直首をひねってしまう。