続・八八

 一眠りすると、やっぱりストレスが解消されると見え(一番のストレス解消は熟睡することらしい)昨夜の行動が恥ずかしくなってきた。うあああ。不快に思われた方々、どうもすいません。

 それと(井村じゃない)Keiさん、八八にお付き合いありがとうございました。そもそも、僕も一度体験したかったので、貴重な機会でした。ありがとうございます。昨夜の僕の態度でお気を悪くされたのではないでしょうか?反省しております。


 さて、いろいろ考えてみた。(というのは、このまんまだとなんか悔しいからさ)

 本当に「八八」は、悪運をタクティクスで弾けないのか?

1)出さされ
 今回のオリンピックルールを再確認したところ、
http://homepage.mac.com/jaga_online/olympic/rule/88.html
 三人縛りはないらしい。
 ということは、「出さされ」は無い、と考えていいのだよね?
 ならば、少なくとも不利を感じたら降りていいわけだ。


2)出るか、降りるか
http://members.at.infoseek.co.jp/stone2/8810.html
 なんか読んでみたり。
 そう、出るか降りるかが最大の判断どころなのだろう。それがあることが「八八」の肝どころ、「こいこい」との最大の相違点、と思われる。

 で、考えた。
1)手役が無い
2)青い短冊が無い
3)字の付いた赤い短冊が無い
4)20点札が3枚以上無い
 以上4点を満たした場合は降りで決定。


3)手役があって出た時
 手役で金は貰ってるのだから、後は他人の出来役を切るのに集中すべきである。そうすれば、自然と点数は溜まる。


4)手役なしで出た時
 手役を作るしかない。当たり前だけど。

 で、手役を作るも切るも、重要なのは

「今場に出ている札、手にある札、それぞれはどの月に属しているか」

 何月か、ということが重要なのではなくて、

「その手札で、どの重要札が入手可能なのか」

 を把握するために、必要なのである。

 ・・・結局、どの月にどの札があるか、を把握していないと作るも切るもできない。つまり、戦いにならないということだ。覚えられるまでは、それこそ目の前に一覧表を下げておかないと勝負にならないだろう。

 出来役を狙う時は、まず赤短か青短を狙うことになる。必要枚数が少ないからである。当然それを3人で争うわけだから、入手するための「その月に属する外の3枚」が重要になる。というか、それが短冊も無く、その3枚も無いのでは出るべきではない。



 さて。
 改めて問う。

 「八八」って、面白いの?


 ゲームサイトの寸評なんかで、八八について言及しているのを読んだ。いわく、ハマると身上つぶす。高校の時から今もやってます。非常に高度な戦略。楽しい。面白い。

 その一方で、僕は辛かったし、柏木で参加者を募った時も、あまり速やかには集まらなかった。


 これはどうしたことか。

 仮説;八八に限らず、マージャン、ポーカーなど勝負系のバクチは、続けてこそ面白い。


 極論すると、結局「運ゲー」なのである。天和に対してはタクティクスもクソも無いのである。それで金をむしりとられたら、辛い。面白いとは思わないだろう。

 しかし。

 長く、何回もそのゲームを続けていれば、誰でも一度はいい目を見ることがある。(確率的に!)
 その時の記憶、喜びがバクチを「面白い」と思わせるのではないか。

 例えば、僕は小学校のころから父にトランプのバクチを仕込まれた。(ツキのあるときに最大限稼ぐ、ツキの無いときはさっさと降りて被害を最小に抑えるというバクチで最も大事なことを父から学んだ)
 これは楽しかった。普段何をやっても敵わない父に対して、ブラックジャックで60倍のチップを取り立てるのは痛快だった。

 それも、父と長く遊んでいればこそだ。後にも先にもそれ一回きりだったし。


 ところが。
 例えば僕は、いろいろなゲームを遊びたい方であり、「八八」は数多くのゲームの一つでしかない。柏木で遊ぶ人の多くもそうなのではないか。

 となれば、最初の一回でいい目が見れなかったり、辛い思いをしてしまったりすれば、
「こんなゲーム、もう遊ばない」
となるのではないか。
 他にも面白いゲームが、確実に楽しいと知っているゲームが、他にいくらでもあるのだから。