フェレータ http://ejf.cside.ne.jp/review/verrater.html
本日の1発目。ちなみに初プレイ。
ちょこちょこ噂は聞いていたのだけれど、噂にたがわぬ面白さですよこれは! 田中さん早速ちょいお気に入りです。
舞台はワシ王家とバラ王家が争っているとある地方。スタート時、プレイヤーはお互いにどちらかの王家を応援している状態です。
(4人プレイなら2対2でスタート)
常にそれぞれの領地を争って紛争が発生しているのですが、自分の応援している王家が勝つと、それなりの「勝利ポイント」が入ります。
この勝利ポイントを貯めていき、最終的にそのポイントが高い人が勝ちます。
と聞くと、自分の応援している王家を勝たせるゲームに聞こえるでしょ?
ところがさにあらず。
このゲームは、条件さえ整えば、裏切って敵側につくことができるのです。場合によっては、プレイヤー全員が一方の側に付くこともありえます。
紛争解決時に入手できるポイントは、勝った王家を応援するプレイヤー全員に「平等に」支払われます。
と、いうことは。例えばある2人のプレイヤーが同じワシ王家を応援して、その後の紛争を全て勝ち続けたとしよう。2人にはどんどん勝利ポイントが入ります・・・が、同じ値がもらえる=点数の差が出ないから、このままでは「勝つことは出来ない」のですよ!
情勢を見際め、時には負けている側に加担してポイントをいかに稼ぐか。
応援プレイヤーが少ないほど、得られるポイントは高いので、例えば1対3で不利をひっくり返して勝ったりするとすごく点数高いです。そのため情勢によっては一発逆転もありえます。
ゲームの題名は「フェレータ」。裏切りがこのゲームの題名です。
一見複雑そうなゲームですが、戦闘などは単純化され、手番を一度飲み込んでしまえば4人でも1時間以内に、かつスピーディーに進むゲームです。
裏切りのタイミングを図るのが面白かったですね。
うまく裏切ってポイントを稼ぎ、逃げ切り勝ちしようとしたのだけれど、最後の最後でうまく陛下に裏切られて1ポイント差で敗北。悔しいけど、まあ、読み負けだね。納得の敗北です。
これは面白い。今度柏木に持っていこう。カードゲームだから軽いしね。