ゲームオリンピック2日目・改

Cコースは出番なしなので、ゆっくり重役出勤可能。
とはいえ、例えば誰かが遅れたときの代役とかの可能性もあるし、空いた時間で誰かと別のゲームを回す暇もあるかもしれない。そこで、ギリギリ間に合う具合の時間に起床する。

・・・・ズギン

い、痛い。頭が痛い! 頭の中で重い鐘が響いている!
あわててインスタント焼きそばを作ってかっこみ、バファリンを服用。残り時間を逆算して目覚まし時計を再セット、横になってみる。

・・・・・・・効きゃしねぇ。

ゴロゴロうだうだしていても時間は経つ。タイムリミットだ、無理やりてきとーに服を着て発進。会場までがやたら長い。


滑り込みセーフで会場到着。5分で弁当を半分ほどかっこむ。頭が痛い。

ここまでの戦績をおぼろげに聞く。
モノポリーでMさん優勝金メダル。優勝!? そりゃスゲエ。
ブロックスでS田さん健闘。ほうほう。
八八でK松玉砕。彼は親が取れると強いんだが。
O林さん投扇興で玉砕。扇が軽かっただと?どおいうこったァ!


重い頭を引きずって、Dコース開始。
私の担当は「テイクイットイージー」。
参加人数分のセットを一斉に使って、主催側がタイルを読み上げる方式。なるほど、これなら予選も決勝も無く、セット数さえ揃えば何人でも同時にプレイ可能だ。

集まったプレイヤーを見れば・・・な、何故にこのゲームにカワサキくんとかshaくんとかいてはるの? 君たちみたいに濃いゲーマーが来るゲームちゃうで! ほれ、あっちにカルカソンヌとかブラックレディーとかあるやんか、あっちいってくれええええ

ところで、このためにわざわざテイクイットイージーを買った私。(といってもロクに回数やってないことが後に露見)必勝法っぽいことを発見した、気になっていた。後は運と思い切りである、と!

が。それはオロカな思い込みであることが、2ラウンド目に明らかになるのである。

隣のsha君と検算してサインしてもらう。1ラウンド目は勝っていたので、フフと思っていたのだが・・・2ラウンドでアッサリ逆転。あ、あれれれ?
見てみれば、なるほど置き方の傾向が全く違う。こんな置き方もあるのか。おいおい、カワサキくんも同じ傾向かい!
3ラウンド目。1・2ラウンドとうって変わって低点数傾向。sha-カワサキライン(と勝手に命名)の置き方を参考に・・・してみるが、付け焼刃じゃだめだよ!
結果、そのテーブルでおそらく最低点・・・

ゲーム後、sha君がその置き方について説明してくれた。こうすれば、だいたい150点とれるんですよ、とのこと。

ちなみに、後で驚いたのだが、カワサキ君もsha君も上位8名に入ってないんだよね。金メダルはどこかのチームの女の子。どんな置き方をしたのだろう。ぜひ見てみたい。


(で、どんな置き方を教えてもらったのかだって? ここじゃあ書けねぇなあ)



頭痛はちいとも収まらない。

次はAコース決勝。
私の担当は、そう、「マメじゃないよ!」ですよ。
考えた。6〜10位決定戦だから、なんとか上位3名には入って、チームの得点に貢献しよう!と。
おとなしくプレイして、予選の様に目をつけられないようにしよう、ラウンド2でトップなんかならないようにしよう、と。

1ラウンド終了。
ワタクシ、44点でトップ。とはいえ、2位と2点差ですよ。たいした差じゃない。

にもかかわらず! 2ラウンドですでに逆風開始! おおう! 何か?これがオリンピックレベルの「マメじゃないよ」なのですかマザー?
大会運営委員が見に来る。どおもウチのテーブルが一番長引いているらしい。そりゃそうだよ、私以外の全員、マメ出すのも出した後もあーいってこーいってぐるぐるぐるぐる考えてるんだもの。
私は致命的なマイナスを意図的に引き取らされて、この2ラウンド目でコロされました。トップと40点差、こりゃダメだよ。
頭の中でバリゾーゴンを叫びだしたくなるのをじっと耐える。じっと耐える。じっと耐える。頭が痛い。じっと耐える。いいからちゃっちゃとプレイしやがれやあ!

3ラウンド終了。見事にラスで10位確定。く、悔しい。なんかわからんが、めちゃくちゃ悔しい!! メンバーの慰めが身に染みる、そんな11月の夜。

(ごめん、もちょい続く)