メンバーズオンリーhttp://ejf.cside.ne.jp/review/membersonly.html
実はやっぱりクニツィアの、イギリス紳士の社交の楽しみ「賭け」をテーマにしたゲーム。
本来の「賭け」ってのは乱数要素に賭けて金が動くもんでしょう。ところがこのゲームでは、お互いに限定された情報をつかみ合っていて、さらに賭けられた要素に対して恣意的に結果を左右できるところがオソロシイ。
「ここであいつがあそこに賭けてきたから、あの結果を外す様に配置して―」
「あえてここに賭けて、相手をココに賭ける様誘導する」
「ここは当てさせてやる、代わりにこっちでは俺を当てさせろ、と念波を―」
今回3人プレイでやったのですが、徹夜明けの午前4時にも拘らずアタマの中の「そういう回路」がぐりぐり動く快感を味わうことができてとても楽しい時間を過ごしました。
席主もおっしゃってましたが、ある程度「考えることが出来る」プレイヤーが揃うと、ミチミチとしたつばぜり合いが楽しめてイイです。オススメ。
絶版で入手困難なので、東京の方はぜひ柏木で遊んでみてね。