劇団 楽天舞隊 第四回公演 『千年忍者 get back』

 ・・・脚本38点。

 脚本が弱いです。キャラが生かしきれてないし、設定も生かしきれてない。脚本家のアタマの中には、カッコイイ世界ができあがっているんだろうけど、それが外に出てきてないですね。

 基本的には、それこそ劇団☆新感線の、いのうえ歌舞伎にあるような、「主役にまつわる因縁、しがらみ、そして戦い」が軸になってる。でも、その軸の表現が弱い! と、それぞれのキャラの行動理由がわからなくて、客は舞台と一緒になれないんだよね。

 アクションは確かなものがあったと思うし、演技が下手なわけでもなかった。ただ、脚本に問題アリ。なので、ちょっと残念。