良性発作性頭位眩暈症
書いているのは1/14だったりします。
この日、とてもじゃないけど日記なんて書いてられる体調ではなかったであります。
昨日、急な眩暈でダウンして帰宅。
その後いったん回復するも、部屋の中で再び眩暈に襲われ、横になったりならなかったり。
そしてこの日。
期待を込めて起床するも、やはり眩暈はやまず。
ので、回復した隙をついて医者に行くことを決意。
いろいろ考えるも、いくら多量の出血とかがないため、貧血の可能性は薄い。一方、耳の方は、たまに耳鳴りがしたりしてアヤシイ。ってか、5年ぐらい前にやはり眩暈の発作くらっていたんだよね。あの時は辛かった。
というわけで、駅前の耳鼻科に行くことにする。
が。
なにしろ、常に揺れる小船の上にいるようなものなので、とてもまっすぐに歩けない。駅前まで歩いていく自信がない。ので、幸いバスがあるのでそれに乗っていくことにする。
・・・来たバスのおっちゃんに、停留所が間違ってると言われ、這うようにマンションの反対側の停留所に移動。
・・・体感時間で30分ぐらいの5分間経過、バス来る。乗る。
・・・
・・・バスを間違えていることに気づく。だからバスって嫌い。
つつじヶ丘駅まで行くバスなので、この際駅まで乗ってしまう。もうバスなんか乗るもんか。駅前でタクシーを捕まえ、喜多見駅まで指示する。
「どのルートで行きましょう?」
既に疲れてふらふらのワタクシには、この質問に丁寧に答える余裕すらすでにない。叫びたくなるのを押さえ「ルートなんて知らねぇから任せるけんとっとと行け」という意味の返事をしたと思う。
駅前到着、タクシーを降りて医者へ。
幸い、ほとんど待つことなく診察へ。
聴力検査を行ってから、眩暈の診察をすることになった。
この聴力検査ってのがね、小さな遮音室の中で、約15分にわたって「プープー音が聞こえたらボタンを押し続ける」というもの。これが辛いのよ。どう辛いかってーと、既にフラフラなんで集中力が途切れがち。ここに、よーく耳を澄まさないと聞こえないレベルで音が鳴る。更に、遮音室ってもカンペキじゃないから、外を歩く人の足音の振動とか伝わってくる。しまいには、本当に鳴ってるのか、空耳なのか、わからなくなってくる。2度ほど機械に「ちゃんとボタン押しやがれ」と叱られた。
聴力検査の結果は、「聴力には問題なし」というもの。
その後、首をぐるぐる回して眩暈の診断。で、診察の結果が「良性発作性頭位眩暈症」というわけね。
眩暈を治すための首の運動を教えてもらい、眩暈止めと吐き気止めの処方をしてもらう。その手続きの間、いったん待合室に戻ったのだが―ここで狙い済ましたかのようにお子様軍団の来襲。なんか、お子様が8人ぐらい一気に増える。当然うるさい。
ごめん、子供たち。オジサンは今、君たちが正直憎い。
名前が呼ばれたので、支払いを済ませて今度は薬局へ。だいぶ辛い様子だったのだろう、薬剤師のおねえさんに心配される。
帰りもタクシー。ええ、もう、使いますとも。今使わなくていつ使うんだ。
帰宅すると、出発前にむりやり詰め込んだインスタント焼きそばがリターン。でも、出すと楽になるんだよねー不思議だよねー。
薬を盛って、晩飯食って、寝た。