ゲームオリンピック1日目(改)

  • 以下、改めて後日書いたもの。

1日目
昼メシをモスバーガーでかきこむと(同様の人間が3名はいた!)会場へと駆け出す。開会式5分前、すべりこみセーフ。
いきなりチーム代表者は呼び出しをくらい、一人ずつプラカード(紙製だけど)を掲げて入場するという羞恥プレイを要求される。いや、私は好きだけどねそういうの。
選手宣誓は、子供の男女ペアが王子と姫君然とやってきて、華麗にワードバスケット風にゲームの名前を唱えて始まった。(・・・トランスアメリカ、ガイスター、アベカエサル・・・)なかなかの趣向。

早速Aコースの予選。
私は「マメじゃないよ」に出場。
抽選で、4人プレイ卓に回ることに。4人プレイだと、5人プレイに比べ一人当たりのカードが増える。したがって、1ラウンドが長くなる。結局、最も長く時間のかかる卓になってしまった。
結果から言うと、着順2位。3ラウンド中の2ラウンド目で大差を付けてTOPを取ってしまい、ラウンド3は大逆風で目も開けられない展開。結果、2位の女性が1位に躍り出る結果に。
この女性、プレイ前は「慣れてないんでお手柔らかに」とか言ってましたが・・・・ありゃウソだね! プレイ中の表情といい、カード回しといい、素人じゃない。その日の最後、懇親会でJAGA(日本ゲーム協会)の女性選抜プレイヤーであることが明らかに。そりゃ素人なわけねーよ! げに女性は恐ろしい、というわけ。


あまり間を置かずに、Bコースの予選・決勝に移る。
私は「プエルトリコ」に出場。
正直に言うと、自分自身、どこまで戦えるか疑問だった。2002年発売後、各地のコアゲーマーを席巻したゲーム、プエルトリコ。当然、各地からコア中のコアたちが来る、それを相手に、私の腕でどこまで抗えるのか?
さて、ゲームオリンピックでは、人数の都合で5人プエルトリコ4卓、4人プエルトリコ1卓となっていた。
ついたテーブルは5人卓、そこで「タイル引き」でランダムに順番を決めると・・・おおう、1番手。改めて回りを見回すと、ああう、柏木のM山さんとか、つわものオーラ漂うプレイヤーが3人ほど・・・ だ、ダメだ。この顔合わせで、5プで、1番手。既に心が負けを認めるモードに。
それでも、なんとか抵抗を・・・は、畑が腐ってるううう! ロクに高額商品を生産できる畑が回ってこない。かといって、輸出型に行けるほど黄色もないッ! 仕方ないんで、市場を大小そろえ、重商型に。砂糖でも売れば5ダブロンですよ。その金で、他のプレイヤーを差し置いて買ったのは「市役所」。後はもう、白とか青とか売って、その金で紫建物立てまくり計画。
M山氏からは「その市役所は早すぎる」と言われましたが、その時点ではそれが最高の手と信じたわけですよ。生産施設はロクにそろわないのでギルホ買ってもムダ(他人に渡すぐらいなら、という戦術を私は採らない)。輸出もロクにできそうになかったんで、港・造船所はカット、工場は既に無し。
結果、45点で・・・4位。1位のM山氏は60点オーバーであった。いかに輸出が行われたかってこと。
プレイ直後は「俺はベストを尽くした、ミスはしていない」と思ってささやかな満足感に浸っていたのだが・・・・その後、帰宅途中の電車内で、「いや、やっぱ港を押えるべきだった」と猛反省。その後の輸出回数から考えれば、3位は逆れたはずなのだ。悔しい、あああ悔しい。
4位の私は決勝に出れず、時間をもてあます。確か、その場で誰かと別のゲームを囲み始めた、はず。よく覚えていない。

Bコースが終わり、中央に懇親会のための食事の用意が。
周囲はすでに飢えた野獣の群れと化しており、Bコースの表彰式なんざどーでもいい、はよ食わせんかい、という雰囲気に満ちていたような気がする。少なくとも私はそおだった。「あやつり人形」を中原氏と共にスパーリングしながら、心は既に食事の上。

懇親会は、一応それぞれのチームごとにテーブルを分けながら食事を大皿から取ってきて食い、飲み、呑み、一応壇上のアナウンスにも耳を傾けながら、和やかに行われた。

この間、食事と、Bコースの表彰を聞くのと、壇上で簡単にチームの自己紹介をするのと、あやつり人形のプレイの残りをするのと、どれをどの順でやったのかよく覚えていない。

ちなみに、チーム自己紹介のセリフは、遊宝洞チームの中村聡さんが「ゲームを作っている人だから強いはずと思われているかもしれませんが〜」と言っていたのでそれを受けて
「ゲームを作っている人だから強いはず、と思われているかもしれませんが、我々は日ごろ、こういうゲームは作っていないからいーんでーす! 覚えてろーっ!」



その後、渋谷で呑んでいくという方々と別れ、私とかと〜君、中原氏はこりもせず新宿はGS柏木に。アクワイアとかちょろちょろプレイする。その後、渋谷からmiwa君合流。かと〜君がバックギャモンに、miwa君と中原氏がアクワイアに。惨敗にいざなう席主の魔の手を逃れ、私は一人帰宅の道へ。でも、後のことを考えるとそれで正解だった。