イントリーゲ

 またゲームを買いました。

 ・イエローストーン
 ・イントリーゲ
 ・アルゴ

 このうち、イントリーゲについて、書いておきましょう。このゲームを買った理由は、メビウスの説明に

http://www.mobius-games.co.jp/Amigo/Intrige.htm

ワンポイントセールス:
人間関係を壊すゲームです。友達をなくしてよい人だけ

などとブッソウな事が書かれていたからです。どうやらこのゲーム、一度絶版になって、今回のブツは再版のようですね。
他のところのレビュー・紹介を読んでも、なかなか心温まることが書いてあるじゃないですか。

http://www1.u-netsurf.ne.jp/~hourei/game/games/intrige.html
http://www.fugen.org/togenkyo/review/intrige.html
http://ejf.cside.ne.jp/review/intrige.html

いわく、
「ソデの下と口裏がすべてを決める」
「すさまじい交渉と裏切りのゲームです。」
「これはゲームに過ぎない.ゲーム後はみんな仲良くせよ!」

いったい何事でしょうか。

早速購入して、メビウスさんのルール訳を読んだところ・・・そこには、さらに刺激的なタームの数々が!

「ほんの少しの賄賂の金、約束、脅迫、交渉術、おべんちゃら、なんでもしてかまいませんが、取り決めを守る必要もありません」
 ないのかよ!

「基本的に、他のプレイヤーが口出しをしたり、ヒントを与えたり、脅迫したり、その他コメントをしたりすることはかまいません」
 かまわないのかよ!

「依頼、脅迫、お世辞、懇願をしましょう。お金を得るために何をしても良いのです」
 良いのかよ!

「お金を集めるために、どんな卑劣なことでも考えてください。でも、これはただのゲームです。悪辣なゆすりたかりをする人とも、仲良くする手を差し伸べてください。」
 ・・・

 かつて、ここまで荒んだタームの踊るルールブックは見たことがありません。
 
 で、いったいどういうゲームか、というと。ルールそのものは非常にシンプルです。
 上記のURLを読まれてもわかると思います。

 ・プレイヤーは、他のプレイヤーの屋敷に配下を送り込む。
 ・雇ってもらえたら、規定分の報酬がもらえる。
 ・同時に、他のプレイヤーが自分の屋敷に送り込んできた者を、雇わなければならない。
 ・雇われる側は、雇用側に対して、賄賂を渡し、口約束をし、脅迫をし、懇願をし、自分の配下を雇うよう(あるいは、すでに雇っている配下を解雇しないように)要請する
 ・雇用側は、自由に、どのプレイヤーの配下を雇うか決めることが出来る。

 実はこれだけ。
 問題は、雇用時に支払われた賄賂は戻ってこないし、その時行われた口約束に対してプレイヤーは守る義務が一切無いこと。
 自分から積極的に交渉できないと、このゲームは面白く無いでしょうね。

 さて。
 まだプレイしてないんですが。
 このゲーム、柏木やら例会やらに持って行ったものかね・・・