「はてなダイアラー映画百選」問題について

 私も自分の意見をまとめておこうと思います。

1)「はてなダイアラー映画百選」について
 私は、現行のルールの「はてなダイアラー映画百選」には問題があると考えます。

 現行ルールそのものに問題があるのではなく、

・「リレー方式」というその時バトンの渡っている人の任意に任せた選出方式で
・「百選」という限界人数のあるものに対して
・「はてなダイアラー○○百選」というネーミングはそぐわない

 と思います。

 まず、「リレー方式」のわくわく感。緊張感。誰かから「あなたのレビューが読みたい」と言われる事の面白さ、とても理解できます。私も私の関心のある物事について、こう振られたらきっと嬉しい。次に誰に振ろうかとわくわくします。

 次に、「百」。管理の問題とか、リンク集としての実用性とか、理解できます。現実的には、いい数字なんじゃないでしょうか。

 でも、そうして組みあがったものを、あたかも「はてなダイアラー」の「総意で選ばれたかのような」あるいは、「はてなダイアラーなら望めば誰でも確実に参加できるような」ネーミングを冠するのはどうなんでしょうか。少なくとも、私は良いネーミングではないと思います。
 私は、所属集団の名前を冠に付ける、ってのはそれなりに重い行為だと思うのですよ。

 これは「感じ方」の問題ですので、違う意見のある方もいらっしゃるでしょう。感じ方ってのは人それぞれですから、お互い、違う感じ方、違う意見を持つことを「お互いに」尊重するのが大人の知恵。そして、違う意見を持つお互いが、なるべくお互いに不快感を持たないような方策を探るのが大人の余裕ってもんじゃないかと思います。

 「はてなダイアリー○○百選」というネーミングに特段のメリットが無いのであれば、より不快感を感じる人が少なくなる方向に修正してはどうでしょうか。


2)Mattyan氏の言動について
 私は、氏の言動には問題があったと思います。
 いろいろ意図があって挑発的(としか見えない)行動、書き込みを行ったと思うのですが、結果、感情的な反発を招いているだけです。
 今回の件については、自分の心情を説明し、共感してくれる味方を求めるべきでした。反応が少ないことに苛立ったのかもしれませんが、挑発はもっともしてはならない行動だったと思います。

 氏に反対する言動を見ると、「あれは小学生のわがままである」という論調にまとまっている感があります。これは、挑発的な言動に対する当然の反応で、こうなっては最早まともな議論による解決を図るのは困難です。
 こういった反応に対し、さらに挑発的・感情的に返せば、ますます揶揄するような論調が増えるだけでしょう。反応をおもしろがられているわけです。


3)今後のこと
 ここまでこじれて続くとは思っていませんでした。以前、一度解決したかと思っていたのですが。

 1)に書いたように、僕も問題を感じています。でも、こう感情的にこじれてしまうと、現参加者の方々も「じゃあこうしようか」とお互いの落とし所を探す気がなくなってしまっているのではないでしょうか。

「僕たちが楽しく遊んでいるのに、横から難癖つけやがって! うるさいからあっち行けよ!」

 という空気を感じます。アンケートの結果にもよりますが、感情的なしこりは残ってしまうでしょう。



 顔の見えない、文字によるコミニュケーションだからこそ、なお一層、その向こうにある相手の顔、相手の気持ちを思いやった言動が必要なのではないでしょうか。
 私は改めて、お互いを思いやる余裕を持つことを強く強く提案してこの件に対する意見を締めたいと思います。