ブッシュドノエル、のようなもの

Bunkei2004-12-24


 仕事をとりあえず一段落させ帰宅。

 一休みして早速作業にかかる。


 昨年のブッシュドノエルは、マリアージュフレールの紅茶ジャムをフィリングに使ったシンプルなものであった。


 今年のブツは、思いつきで巻き込むのをラムレーズン風味の生クリームとしてみた。


 以下、ポイント。

・生地用のカカオパウダーを、甘くないブラックチョコのものを使用。生地の色もより黒くてかっこいい。

・巻き込むレーズンクリームについて。
 レーズンを軽く刻み、ラム酒に浸して漬ける。つけた後のラム酒を取っておき、これを生クリームに加えてホイップ、七分立てになったところで刻みレーズンを加える。

・外側のクリームについて。
 同じレーズンクリームではつまらないので、こちらはホワイトキュラソーを加えてホイップ。


 味の組み立てとしては、ほぼ期待通りのものになった。
 2種類の生クリームが主役。生地は縁の下の力持ち。甘すぎないカカオ生地が良いアクセントになった、と自画自賛しておこう。



 反省点としては、

・実は、巻く時に生地が一部折れてひびが入ってしまった。失敗。ロールケーキは巻きが命。もっと慎重にやるべきだった。これだから慣れは怖い。

・もう少し、シロップをしつこく染み込ませても良かった。




 ところで。
 いわゆる洋菓子屋などで買って来る「クリスマスケーキ」に対して、確実に勝てる(と思われる)ポイントがひとつある。

 それは、生クリーム。
 急増する需要に対応するため、あれらのケーキは作り置きをする。そのため、日保ちのするバタークリームを使わざるを得ない。
 バタークリームをうまく使ったレシピもあるやもしれん。
 が、とりあえず今回のロールケーキの様な「軽さ」は出せまい。


 ・・・なあんて言ってますが、最近そこらで売ってるクリスマスケーキなんて買ったことないんで、もしかっすと全然的外れかもしれんけど。にしし。