ブッシュドノエル、のようなもの
仕事をとりあえず一段落させ帰宅。
一休みして早速作業にかかる。
昨年のブッシュドノエルは、マリアージュフレールの紅茶ジャムをフィリングに使ったシンプルなものであった。
今年のブツは、思いつきで巻き込むのをラムレーズン風味の生クリームとしてみた。
以下、ポイント。
・生地用のカカオパウダーを、甘くないブラックチョコのものを使用。生地の色もより黒くてかっこいい。
・巻き込むレーズンクリームについて。
レーズンを軽く刻み、ラム酒に浸して漬ける。つけた後のラム酒を取っておき、これを生クリームに加えてホイップ、七分立てになったところで刻みレーズンを加える。
・外側のクリームについて。
同じレーズンクリームではつまらないので、こちらはホワイトキュラソーを加えてホイップ。
味の組み立てとしては、ほぼ期待通りのものになった。
2種類の生クリームが主役。生地は縁の下の力持ち。甘すぎないカカオ生地が良いアクセントになった、と自画自賛しておこう。
反省点としては、
・実は、巻く時に生地が一部折れてひびが入ってしまった。失敗。ロールケーキは巻きが命。もっと慎重にやるべきだった。これだから慣れは怖い。
・もう少し、シロップをしつこく染み込ませても良かった。
ところで。
いわゆる洋菓子屋などで買って来る「クリスマスケーキ」に対して、確実に勝てる(と思われる)ポイントがひとつある。
それは、生クリーム。
急増する需要に対応するため、あれらのケーキは作り置きをする。そのため、日保ちのするバタークリームを使わざるを得ない。
バタークリームをうまく使ったレシピもあるやもしれん。
が、とりあえず今回のロールケーキの様な「軽さ」は出せまい。
・・・なあんて言ってますが、最近そこらで売ってるクリスマスケーキなんて買ったことないんで、もしかっすと全然的外れかもしれんけど。にしし。